生きていると、誰もが身体と同様に心にも疲れを感じます。
心の疲れ、すなわちストレスとはどういうものでしょうか?
心の状態は、よくゴムボールに例えられます。
ちゃんと空気が入って弾力があるゴムボールは、指で押しても離せば元の形に戻ります。
しかし強い力で押さえ続けたり繰り返し押されたりすれば、元に戻りにくくなってしまいます。
同じように、心が元気であれば、ストレスとなる要因があって一時的に影響を受けたとしても、また元気を取り戻すことができます。
しかし強いストレスが続いたり、さまざまなストレスが重なり続ければ、元気を取り戻すことが難しくなってしまいます。
*「心のSOS」に気づき、早めに対処しましょう
ストレスによって心身にはさまざまな反応が起こります(ストレス反応)。
肩こりや目の疲れ、頭痛、不眠など身体に出てきたり、不安や落ち込み、イライラや集中力の低下など心理面に出てくることもあります。また、生活の乱れや過食、過度の飲酒、遅刻など行動面に出てくることもあり、人それぞれです。
頑張り過ぎ、無理のし過ぎは、疲れ切ってしまい本当の病気に移行してしまいます。
あなたの「心のSOS」のサインはどうでしょうか?日頃把握しておくこと、そして早めの気づきと対処が大切です。