健診では発育順調といわれたけど、
なんか他の子と違う気がするし、
ネットで見る発達障害の特徴にうちの子当てはまっている気がする。。。
そんな時どこに相談したらいいんだろう?と悩まれる方もおられると思います。
兵庫県立こども発達支援センターのホームページからお借りしました。
ふた通りのルートがありまして、
①役所・保健所の子育て相談
②発達障害の診断を行っている小児科・児童精神科
に相談します。
無料でいくなら ①役所・保健所の子育て相談 です。
こどものことで同じ先生に長くみていただく場合、②もありかと思います。
ただ、大きい病院は担当の先生が変わることがありますので(退職・移動など)か必ずしも同じ先生にずっとみていだけるとは分かりません。
こどもというのは18歳までがこどもです。
私が兵庫県在住ですので、兵庫県の話になりますが、
政令指定都市の神戸市は、障害者手帳の判定機関が市にあります(神戸市障害者更生相談所)。
その他の地域の方は兵庫県立知的障害者更生相談所の判定機関を利用することになります。
どちらも、そちらに直接行っても受け付けてもらえません。
まずは役所か病院、病院にいっても診断結果を持って役所に相談にいく必要があります。
(発達障害の診断を行える小児科、児童精神科の場合、その後の手続きの指示もあります)
ひとまず、こどもが発達障害なのでは、と心配な時は、
①役所・保健所の子育て相談
②発達障害の診断を行っている小児科・児童精神科
に相談。
発達障害の診断を行っている小児科・児童精神科については、
県がリストを公開しています。
兵庫県ならこのような感じです。
そして最後にお願いです。
こどもが発達障害なのでは心配なお父さん、お母さんは、
日々の子育てで疲れ切っている場合が多いです。
疲れている時は正常な判断がしづらいです。
もしも、おこさんが発達障害だったとしても、
それは今後おこさんが生きやすくなるための対策をとっていくだけのものです。
親御さんたちにとっては診断がつく、つかないにかかわらず、おこさんが大事なおこさんにあることに変わりはないと思います。
でも、おこさんはまだこどもです。
たとえおこさんが中学生で、色々物事もわかって、しっかり喋れていたとしても、
それでも18歳まで人間の脳というのはまだ未熟なのです。
だから、自分が人と違う、他の人が出来ていることができない、みんなより発育が遅れている。
それらのことを大人の口から聞いた時、
自分自身が全否定された。
自分はダメな人間なんだ。
とひどく傷ついてしまう可能性があります。
どうか、普段以上に、お父さんとお母さんがおこさんのことをどれだけ大切に思っていて、どれだけ好きかということを伝えてあげてください。
そしておこさんの前やおこさんの耳に届くところで、
おこさんが傷つくかもしれない内容を気にせず話してしまわないよう、
細心の注意を払っていただきたいのです。
そして、そうやっておこさんと接するために、
お父さん、お母さん、それぞれがしっかりとおひとりで休息をとる時間を定期的に無理矢理にでもとってください。
こどもが大切なことと、自分を横に置いて子育てに関わり続けることは別なのです。
どんなにかわいいわがこの子育てでも、体と同じようにこころも疲労が溜まります。
長くなってしまいましたが、また参考になる記事が書けたらと思います。
(ブログを書いた人)
ひまふく相談ルーム オンラインカウンセラー
公認心理師 田中康代