愛する技術について

社会心理学者のエーリッヒ・フロムは

 

著書「愛するということ」の中で

 

能動的に自分や他人を愛することの重要性を語りました。

 

世の中の人は「いかに愛されるか」しか考えておらず、「どう愛するか」に考えが至っていない。

 

「いかに愛されるか」は相手次第であり、自分の制御は及ばない。

 

しかし、「どう愛するか」は自分次第であり、自分の意思でその技術を身に付けることが出来る、と。

 

さらに

 

愛する技術の具体的な訓練方法を次のように紹介しています。

 

リラックスして椅子にすわり、眼を閉じ、自然に呼吸をする。

 

そこから「私」を感じとれるように努力する。私の力の中心であり、私の世界の創造者である私自身を感じとるのだ。

 

このような訓練を朝夕20分ずつ行うことを推奨しています。

 

愛したり憎んだりしている自分の内面に気づくことから始まるということなのでしょう。

 

所謂、マインドフルネスですね。

 

眠れない一人の時間、能動的に愛する技術を意識してみませんか。

 

本日の投稿者:上野洋平(火曜日担当カウンセラー)

 

引用文献:エーリッヒ・フロム(著)鈴木晶(翻訳) 愛するということ

 

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