うつから復職する時のリハビリ方法

うつで休職したのち復職する時って、

「また病気にならないかな?」

と心配ではないですか?

 

精神の病気になられた方をサポートするのに、

福祉のサポートと医療系のサポートがあります。

 

もちろん併用もできますが、

福祉は障がい者手帳が必要で、障害区分で使えるサービスが違います。

ただ、お住まいの市町村によっては自立支援医療で福祉サービスが使えるケースもあります。

 

医療系のサポートだと、主に訪問看護とデイケアサービスになりますが、

デイケアも復職系の「リワークプログラム」が充実しているクリニックも近年では増えてきています。

 

また、定期的なメンタルケアとして、カウンセリングを受けるのも良いと思います。

(主治医の先生の許可がおりれば、になりますが、カウンセリングは主治医の先生のクリニックでないと受けられないケースが大半なのではと思います)

 

福祉サービスも世帯収入によっては利用料がかかるケースもありますが、

一般的には医療サポートの方が費用負担が多い印象があります。

 

そこを補助してくれるのが自立支援医療という制度です。

 

自立支援医療とは


医療費の負担軽減を図るサービスで、精神科に長期的に通院されている方が対象となります。

 

詳細はこちら⇩

https://www.wam.go.jp/content/wamnet/pcpub/syogai/handbook/service/c078-p02-02-Shogai-28.html

 

主治医の先生に相談、重度かつ継続に当てはまれば診断書→役所で手続き→交付の流れです。

(発行まで期間が必要な役所がほとんどかと思います)

重度かつ継続の場合、世帯収入が833万円以下の場合、自己負担額の月額上限が10000円となります。(年収によって月額上限が違います)

 

デイケアのリワークは再発予防のための学習があるところが多いです。

 

また適正適職テストが受けられる行政サポートがある市もあります。

(大阪市の例です 大阪市 しごと情報ひろば

うつの時に色々調べるのはお辛いかと思います。

お住まいの地域の障がい者支援センターがあればそちらへ、

または役所の障害福祉課(課の呼び方が違うところもあるかもですが)で

「うつで通院していますが、復職するまでに使えるサポートが何があるか知りたいのですが」

と質問してみてくださいね。

 

くれぐれも具合が悪い時に頑張って役所に行かないようにお気をつけください。

投稿者:田中康代